早春の禅寺で普茶料理をいただく
宇治市の萬福寺は、創建360年以上の黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山。中国から招聘(しょうへい)された隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師が開祖で、伽藍の配置、儀式、作法などの中国明朝様式が、いまも残され…
宇治市の萬福寺は、創建360年以上の黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山。中国から招聘(しょうへい)された隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師が開祖で、伽藍の配置、儀式、作法などの中国明朝様式が、いまも残され…
老舗料亭と企業の社屋がモダンなホテルに 京都には明治以降に建てられた名建築が数多く残っています。近年、そうした建築物が、旅人を迎え入れる宿泊施設として再び脚光を浴びています。今回は常盤貴子さんが、そん…
伏見区にある世界遺産・醍醐寺は、1100年以上の歴史を紡ぐ真言宗醍醐派の総本山。広大な境内は醍醐寺の発祥である上醍醐、後に山裾に堂宇が建立された下醍醐で形成。下醍醐の五重塔は朱雀天皇が醍醐天皇の冥福を…
みなさま、あけましておめでとうございます。2025年もよろしくお願いいたします。本年はじめての記事ということで、新年の挨拶をさせていただきましたが、早くも一月末日。なんだか、今年もアッという間に過ぎる…
新年が明けまして1月10日前後のお祭り。「えべっさん」の名で親しまれる京都ゑびす神社の『十日ゑびす大祭(十日ゑびす)』をご存じでしょうか。この時期、京都ゑびす神社の周辺を歩くと、京都ゑびす神社で授与さ…
京都の節分は年越しと並ぶ大きな行事で、神社仏閣ではさまざまな厄除けの儀式が行われる。なかでも4つの社寺を巡る「四方(よも)参り」が有名だ。左京区の吉田神社を起点に、時計まわりで東山区の八坂神社、中京区…
2025年は巳年(みどし・へびどし)、新春は干支の蛇にまつわる寺社を巡ってみたい。 京都の北の守護神として知られる玄武神社の祭神は、文徳天皇の第一皇子・惟喬(これたか)親王。社名の「玄武」は亀に蛇がか…
伝統の水炊きと京都人好みのぼたん鍋 寒さが厳しくなるにつれ、恋しくなるのが鍋料理。今回は心も体も温まる鍋料理を求め、常盤貴子さんがとっておきの店を探訪します。 かつて花街としてにぎわった繁華街、木屋町…
早いもので、12月も下旬。毎年、町はクリスマスまでは煌びやかで浮かれた雰囲気ですが、クリスマスが終わった途端、一気に年越しのムードに切り替わる。この慌しい年末年始の雰囲気が、私は嫌いではありません。さ…
今年の秋は、どこへいってしまったんや。この調子やと、染まらへんまま、落葉してしまうんとちがいますか?11月になっても暑い日が続いていた2024年の京都で、皆が口を揃えて仰っていたことは、今年の紅葉は、…