ここからしか見えない京都
  

四十二回目「番外編・北海道の旅」

前回の記事で、地蔵盆の頃は北海道へ行っている旨を伝えさせていただいたのもあり、せっかくなので今回は『番外編』として、北海道レポートをお届けしたいと思います。

私は北海道出身で、現在京都府在住。
親や親戚はみんな北海道にいるのですが、バタバタと忙しい日々を送っているため、なかなか帰省することができずにいました。
今回の北海道行きは、実に3年ぶりです。
しかも、一番の目的は親や親戚に会うことではなく……

自分たちで作った同人誌『北海道アンソロジー』を引っ提げて、『文学フリマ札幌』に参加するためでした。
このアンソロジーは、私の素晴らしい作家友達たちに『北海道が舞台の短編を書いてほしい』とお願いをして、書き下ろしてくださったもの。せっかくですから、北海道の方々に読んでいただきたい!
とはいえ、親や親戚にも会いたいですし、どうせなら北海道でもイベントもしたい!
と、そんな欲張りな気持ちを詰め込んだ、今回の北海道帰省旅行をレポートいたします。

1日目(8月22日)
大阪伊丹空港→新千歳空港→札幌へ。
今札幌は、札幌駅から大通駅まで地下でつながっており、地元の方々は地下道を利用しているようですが、私はなんといっても3年ぶりの札幌です。
せっかくなら景色を楽しみたいと、地上から大通駅を目指しました。

旧北海道庁・通称『赤レンガ』
さっぽろテレビ塔
大通公園

この日は、仲良しのいとこたちと会食ということで、早めに最寄りの円山公園駅へ。
円山公園の入口によく通っていたカフェ『宮越屋珈琲店』があり、そこで待ち合わせ時間までお茶をすることにしまた。本当はここからすぐ近くの『北海道神宮』へ行きたかったのですが、少し雲行きが怪しく、さらにキャリーケースを持っていたので、この時はやめておきました。

宮越屋珈琲店(固めのプリンが美味しいです)

夕方になっていとこたちと合流し、居酒屋で食事。
この日は、そのままいとこの家に泊めてもらいました。

2日目(8月23日)
『北海道神宮』参拝。
朝早くに行ったので、誰もいないかもしれないと思ったのですが、なんとたくさんの人が集まって、境内でラジオ体操をしていました。
私もラジオ体操に参加してから、参拝することに。
私は『北海道神宮』がたくさんの素敵なご縁を結んでくれたと勝手に思っているので、ここへはいつもお礼詣りの気持ちでいます。
久々に北海道神宮の空気に触れて、やっぱりここが大好きだなと再確認。
私にとって北海道で一番おすすめの場所です。

北海道神宮

夜は、すすきのの『東急REIホテル』で作家の藤白圭さんとトーク&ディナーイベントです。

私は主にらくたびさんと年に数度、トーク&ディナーショーを開催しておりまして、時々「どんなことをしているんですか?」と訊かれることがあるのですが、
たとえば、今回の場合でしたら、

16:30 会場入り。準備・打ち合わせ。
17:30 受付スタート。
18:00 ご挨拶→トークスタート。

今回は主にホラーやご当地ものを書かれている作家の藤白圭さんとのトークなので、
・ご当地にまつわる話
・地元を書く圭さん、地元・北海道を出て京都を書いている私の執筆裏話。
・北海道の好きなところ、好きな食べ物。
・北海道の都市伝説話。
などなどです(大変盛り上がりました)

18:35 乾杯→ディナースタート(コース料理・飲み放題付き)

デザートタイムにプレゼント抽選会。
今回は受付の時に宝くじを配り、下二桁を番号として、抽選くじにしました。
プレゼントが当たらなくても、宝くじが当たるかもしれないという希望も持って帰っていただけたらと。また、持ってきてくださった本などにサインなどもしました。

20:00 パーティ終了

――と、このような流れです。

年に何度もイベントをしていますが、北海道での開催は初めて。
はじめましての皆様と触れ合うことができたり、いつも参加してくださる読者様たちが本州から参加してくださったりと、とても嬉しかったです。
また、ホテルのスタッフさんたちが、きめ細かく丁寧に対応してくださって、感激し通しでした。
お越しくださった皆様、東急REIホテル様、藤白圭先生、手伝ってくれた仲間、そしていとこたち、おかげさまでイベントは大成功でした。
本当にありがとうございました。

私と藤白圭先生
この看板を観ると、すすきのに来たという実感が湧きます笑

3日目(8月24日)
いよいよ、文学フリマ札幌。

仲間たちと設営をして、スタート!
文学フリマ札幌は、東京、大阪、京都ほどの人出はなかったのですが、ほどよく賑わっていて、読者さんとゆっくりお話もできて、心地よい空気感でした。
「北海道の人たちに読んでもらいたい!」
と持ってきた『北海道アンソロジー』は、みごと完売しまして、感無量でした。

そしてイベントの終わりといえば、打ち上げです。
私はもう、打ち上げのためにイベントがしたいのではないか?と思うほどに打ち上げが大好き。北海道といえば、ここしかないと、仲間たちの許可のもと、サッポロビール園を予約しました。

北海道の形をした鉄板にテンションが上がります。

さすが、ビール園。ビールが美味です!

もちろん、ラム肉も絶品で、最高の夜でした。

4日目(8月25日)
実家へ行き、たまの親孝行とそのまま登別温泉へ。
登別へ向かう途中、樽前ガローをのんびりドライブしました。

北海道の自然に癒されるなか、森の中にベルを見つけて、「可愛い」と喜んでいたらクマ注意の看板が目に入って、ひやりとしました。
クマ避けのベルだったようです。
とりあえず、ベルを鳴らして車に戻り、登別へ。

宿泊宿は『望楼noguchi登別』という温泉ホテルでした。

親はすぐに足腰が痛いと言い出すので、客室露天風呂(温泉)がとてもありがたいです。

館内に図書室があったり、素敵なラウンジもあり、食事も美味しく、素敵な宿でした。

5日目(8月26日)
登別→新千歳空港へ。
いよいよ、北海道を後にします。
空港で『ソフト・アイスクリーム総選挙 結果発表』なるものを見付けまして、

濃厚部門1位だった『きのとや』さんのソフトクリームを買ってみました。
(もちろん、行列に並びましたよ)

これがもう、とんでもなく美味しく、さすが1位と打ち震えた私です。
ただ、一人で食べるには大きすぎたのと、途中溶けるのが心配になったので、次回はコーンではなくカップにしようかなと(コーンかカップか選択できる)。

こうして、4泊5日の北海道旅行を終えて、京都に帰ってきました。
北海道では、京都の10月を思わせる気候だったので、京都に帰ったらしんどくなるのではと思っていたのですが、意外に大丈夫で、私の体はすっかり京都の暑さにも対応できているんだな、としみじみ思ったり。
北海道は大好きな故郷ですが、今の私は京都に帰って来られて、ホッとしています。

さてさて、今回の北海道帰省旅行。
あらためて振り返ると、本当に盛りだくさんですね。
この記事を読んで、北海道旅行の参考になれば嬉しいです。

新刊情報
9月9日発売
『京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先〈三〉』(PHP文芸文庫)

シリーズ最終巻です!
よろしくお願いいたします。

この記事を書いた人
望月麻衣
 
京都在住の道産子。もの書き。 『京都寺町三条のホームズ』(双葉社)『わが家は祇園(まち)の拝み屋さん』(KADOKAWA)『京洛の森のアリス』(文藝春秋)『太秦荘ダイアリー』(双葉社)など書籍発売中。  
 

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